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風邪について②

風邪について①」からのつづき

しかし、症状がつらくてなんとかしたい、仕事を長く休めないから早く治したい、そう思うことはありますよね(私もあります)。

風邪で頭が痛い、咳き込んで夜眠れない、などという症状がつらいときは、それらの症状を緩和するお薬を使ってもいいと思います。風邪はウィルスが原因なので、抗生剤は有効ではないので使いません。
中医学では、風邪のタイプ、発症からの時期、体力などをみて、それぞれに適した漢方薬を使います。例えば、寒気があり汗をかかない風邪の初期は寒邪を追い出す葛根湯、寒気はなく喉が痛い風邪の初期には清熱作用のある銀翹散というように。

薬を使うにしても最小限にして、生活を整え、自分の体が自分で治す力に任せるようにしたいですね。

風邪のひき始めには、ハーブティーもいいと思います。ドイツでは風邪で病院を受診すると保険診療でハーブティーが処方されるのが一般的です。例えば、タイムは鎮痙、去痰作用があり気管支炎などに、エルダーフラワーは発汗作用、抗アレルギー作用があり鼻水、鼻づまりの症状に用いられます。
私もうちの子どもたちも、風邪をひいたかなと思ったら、症状に合わせてブレンドしてハーブティーを飲みます。飲みにくいときは、1歳以上であればハチミツを少し加えると美味しく飲めると思います。

風邪はよくある疾患だからこそ、自分なりの対処の仕方をもっておくといいと思います。
気軽にご相談ください。