地域にお住まいの赤ちゃんから、お父さんとお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまで、日常でよく遭遇する風邪、ケガ、生活習慣病、足腰の痛みなど、なんでも相談していただければと思います。
病気になったときに、そのひとがどのような環境で暮らし、誰からどのようなサポートを受けることができるかは、療養をする上で大切な情報ですよね。
例えば、80代の男性が食欲がなくなり食事があまり摂れなくなったとします。その方が、家族と同居しているのか、家族が仕事をしていてうちにいないのかいるのか、はたまた独居なのかによって、この方の精査治療方針が変わってきます。ご本人、ご家族と相談の上、うちで家族が介護をしながら通院して精査をするのか、または介護は困難であり最初から入院して精査をするのか。さらに、精査加療をしても食事が摂れるようにならなかった場合、訪問看護やヘルパーを導入してうちに帰って余生を過ごすのか、療養病院に転院するのか。
患者さんの病状だけでなく、患者さんを取り巻く環境も考慮して、必要であれば地域の医療・介護・福祉などのリソースと連携して、患者さんにとっていい治療・方法を一緒に考えたいと思います。
東京、神奈川、沖縄といろんな土地で働いてきましたが、富山県で生まれ育った自分は、富山の人々の価値観や思いを一番理解できるのではないかと思ったのも、富山で開業しようと思ったきっかけです。
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