B型肝炎とは?
ウイルス性肝炎の一つで、B型肝炎ウイルス(HBV)により引き起こされます。血液や体液を介して感染します。 感染後、急性肝炎として発症することもあれば、慢性化することもあります。慢性化した場合、一部では肝硬変や肝がんへ進展する可能性があります。乳児期に感染すると、約90%がキャリアと呼ばれるウイルスを保持した状態になります。
日本では、B型肝炎ワクチンが2016年10月1日から小児定期接種に導入され、生後2カ月から1歳未満の赤ちゃんに接種されています。世界的にはそれ以前から多くの地域でワクチンが行われていました。
主な感染経路
- 感染者の血液や体液(唾液、汗など)との接触(注射、輸血、刺青・ピアス、不衛生な医療行為)。保育園や家庭内、コンタクトスポーツでの感染も報告されています。
- 性的接触
- 母子感染(出産時に感染した母親から赤ちゃんに感染)
流行地域
世界中で流行しています。特に、サハラ以南のアフリカの有病率が高く、アジアは中程度、北米・西欧は低い傾向にあります。
ワクチンと接種方式
0、1か月、6か月の3回接種をして、基礎免疫が完了します。10-20年間免疫が保たれます。
投与量:10歳以上~成人:0.5ml、10歳未満:0.25ml (皮下注射)
小児定期接種の場合(公費)
- 1回目: 生後2か月
- 2回目: 1回目の接種から4週間後(生後3か月)
- 3回目: 1回目の接種から20~24週後(生後7~8か月頃)
※1歳を過ぎても自費で接種できます。
わからないことなどがあれば、気軽におたずねください。