内科 感染症科 応急処置・予防 予防接種

マラリア Mararia

マラリアとは?
マラリアは、ハマダラカという蚊によってヒトからヒトへと媒介されます。
マラリアに感染すると、1~4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状を呈し、のちに脾腫(脾臓の腫大)や貧血が生じます。
原虫の種類により熱帯熱、三日熱、四日熱、卵形マラリアの4種があります。熱帯熱マラリアが最も症状が重く、急に病状が悪化するため、適切な治療を行わないと、最悪の場合死亡することもあります。
マラリア感染が報告されている地域に渡航する場合は、感染の予防をする必要があります。

ハマダラカ

 

マラリアの流行地域
アジア、アフリカ、オセアニアおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。
その昔は八重山諸島でも発生していたということですが、現在は日本での報告はありません。

 ↑マラリアのリスクのある国々(出典:米国CDC)

 

予防するための生活の注意点
・蚊が活動する夕刻の外出を避ける
・外出時に虫よけスプレーやローションを用いる
・長袖・長ズボンを着用して、肌を露出しない
・蚊取り線香や蚊帳を使用する

内服による予防
マラリアのワクチンはまだありませんが、予防のための薬があります。
当院ではマラロン (アトバコン・プログアニル塩酸塩) を処方しています。マラロンは副作用が極めて少なく、世界で広く使用されている抗マラリア薬です。2012年に国内承認を得ています。

内服方法:
1錠1日1回、渡航先に到着する1~2日前から内服を開始し、渡航中と渡航後7日間の内服よって、当院では、渡航日数+9日分(渡航前2日+渡航後7日間)を処方します。

料金体制
「予防」であるため、医療保険を用いることはできず、自費診療となります。当院で処方箋を発行し、薬局にて処方箋を提出して薬剤を購入していただきます。

【当院でのお支払い】
初診料:3,000円(税抜き) + 予防内服処方箋発行料 800円(税抜き)

マラロンの料金は別途薬局でお支払いです。

ご不明などあれば、お尋ねください。