手足口病は、今年の6-7月の流行し一旦減りましたが、8月半ばから再び乳幼児を中心に増えています。県内では9月1日までの1週間に報告された患者数は1医療機関あたり9.9人と前の週の5.66人から大きく増加し、警報レベルの5.0人を超えています。
「あれ、先月かかったばっかりなのにまた?」と思われる方もおられると思いますが、手足口病の原因となるウィルスは、コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型など複数種あるため、異なるウィルスにより日をおかずに2回、3回と罹患することがあるのです。
発しんが消えた後も、3〜4週間は便にウイルスが排泄されるため、感染予防のためにトイレやオムツ交換の後、食事や調理の前に手洗いをすることが推奨されます。
手足口病について、病態、自宅におけるケアの注意点などを書いているので、ご参考にしてください。https://sakuhana-clinic.com/2024/07/10/%E6%89%8B%E8%B6%B3%E5%8F%A3%E7%97%85%E3%80%80/
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