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新型コロナウィルス感染が増加:各種感染症の検査可能です

新型コロナウィルス感染は昨年5月から5類に移行し、データが示されなくなりました。 しかし、現在、新しいタイプの亜系統「KP.3」に置き換わりが進み、東京、大阪などの大きな都市、沖縄県で感染者が増加しています。今週、当院でも新型コロナウィルス感染の患者さんが数人おられました。県内でも感染者が増えていると思われます。

富山県の6月のゲノム解析の結果でもKP系統が過半数を占めています。「KP.3」はオミクロン株の亜系統ではありますがかなり変異が進み、当初のオミクロン株とは抗原性がかなり違うウィルスと考えられています。ですので、これまでの感染やワクチンによる感染防御の免疫が効きにくいといわれています。

これまでと同様に、新型コロナウィルス感染が重症化するリスクの高いのは、高齢の方、ある種の基礎疾患や生活習慣病のある方です。小児は軽症のことが多いですが、2歳未満とある種の基礎疾患のある小児は重症化のリスクがあることが報告されています。リスクのある方には、三密(換気の悪い密閉空間、多くのひとが集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場面)を控える、三密ではマスクを着用する、手洗いとするということにご留意いただきたいと思っています。

当院はいつでも発熱、風邪症状のある方の診療をしております。予約なしでも受診できますが、事前にお電話でご予約していただいた方が待ち時間が少なく受診していただくことができます。

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