ハーブにも気持ちを落ち着かせてくれるものがあるので、気軽に生活に取り入れてみるといいと思います。
ティー
・ジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)
フラボノイドであるアピゲニンなどの鎮静、鎮痙効果により、心身をリラックスさせてくれます。また胃の粘膜に直接作用して炎症を改善する効果もあるので、ストレスで胃の調子が悪いというときにもいいと思います。牛乳と相性がよく、ミルクティーにするととても美味しいです。
・ペパーミント(Mentha piperita)
すーっとした香りで心身をリラックス·リフレッシュさせてくれます。胃腸の働きを調整する作用もあるといいます。身近なハーブなので庭で栽培したものをフレッシュでそのまま熱湯に入れてティーにすることもできますね。ジャーマンカモミールなど他のハーブとブレンドしてもいいと思います。
ハーブをティーにして薬効を期待する場合は、最低10分間は抽出するといいそうです。ちょうど冷めて飲み頃になります。抽出時は揮発性成分が逃げないようにふたをしてください。
アロマオイル
・ラベンダー(Lavandula angustifolia)
・ベルガモット(Citrus bergamia)
・ネロリ(Citrus aurantium)
これらのハーブに多く含まれる酢酸リナリル、リナロールという成分に、リラックス、沈静·鎮痛作用があります。
ベルガモットは実は柑橘系ですが落ち着いた香り、ネロリはフローラルな香りです。
寝室で芳香浴(香炉、アロマライトなど)をすると入眠を促す効果もあるといわれています。アロマオイルを数滴ティッシュに垂らして枕元に置くだけでもいいですよ。
ラベンダー、ネロリのオイルはお風呂に数滴垂らすのもおすすめです。
