発熱は誰もが一度は経験したことがあると思います。
発熱は体が何らかの異常を示すサインです。
まず考えるべきは、体にどんな異常があるのかという発熱の原因です。
原因がわかれば、対処法がわかります。
原因を考える上で問診(お話を伺うこと)はとても大切なので、以下のようなことを詳しくお聞きすることがあります。
・過去の病気と今ある病気
・血縁の方の病気
・発熱以外の症状(咳、頭痛、下痢、関節痛、発疹などちょっとしたことでも)
・発熱、その他の症状がいつからあるか。良くなってきたか、横ばいか、悪くなってきたか。
・一日のうちで症状がどのように変化するか
・家族や周囲のひとに同じような症状があるか
・旅行、野山に行ったりしたか
など。
発熱の原因は多岐にわたりますが、主なものは「感染症」「膠原病」「腫瘍」といわれています。
次回は感染症について詳しくお話ししていきたいと思います。
